アレルギー性鼻炎は根気よく治療することが大切です。原因を知るために血液検査をすることがあります。
当院では、薬物治療として、点鼻噴霧用ステロイド、内服薬(単剤、多剤)、漢方製剤を組み合わせて行っています。特に冷えの強い方、胃腸の弱い方には患者さんの体質(証)に合った漢方薬が良く効きます。またCO2レーザーによる手術、ハウスダストによるアレルギー性鼻炎に対する減感作治療を行っております。なお、平成26年保険収載のスギ花粉症に対する舌下免疫療法を施行しています。
鼻副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎に咳を伴うことがあり、咳を訴えて耳鼻咽喉科を受診される患者さんが多くみえます。また、長引く咳(せき)では小児、成人ともに、喘息、咳喘息と診断される場合もあります。当院では聴診の他、血液検査、レントゲン検査を行い、近隣の小児科、内科の先生と連携して治療にあたっています。